派遣社員の高い時給は派遣会社と契約する企業が負担している

派遣社員は時給が高い事を自覚して勤務を

私が派遣社員として勤務していた企業の部署内で、所属部員の経理を一手に担う総務担当の女性がいました。

 

その方はベテランで、私たち派遣社員にも優しく、時には厳しく教えて下さりとても頼りになる方でした。

 

 

高い時給を支払っている派遣社員を雇う企業側

高い時給で雇用されている自覚を

高い時給で雇用
されている自覚を

この部署が初めて派遣社員、私の他に2名を雇うことになってから半年も過ぎると、ちょうど仕事量が増えてきたことや、使い勝手の良さから派遣社員の人数も5倍ほどに増えていました。

 

この『使い勝手の良さ』という言い方は語弊があるかもしれませんが、特に専門的な知識を持った方などは更に時給を上乗せで期間限定で勤務するというのも珍しくない事だったのです。

 

そんなある時、日々の残業が重なり、休憩中に派遣社員同士でいわゆる、小さな声ではありましたが、愚痴のようなものを話していたのが、その総務担当の女性の耳に入ってしまったのです。

 

するとその方は目の色を変えて、『あなたたちに、いくら払っていると思っているの?』と詰め寄ってきたのです。

 

私たちは派遣会社に所属する派遣社員。派遣されている企業で働いた時間数に時給をかけた金額が支給額。

 

そこから差し引かれるものがあって、手取り額として派遣会社から銀行口座などに振り込まれる。

 

では企業側が払うのはどこへ?

 

派遣会社が企業から受け取るお金からマージンを差し引いた金額が派遣社員に

企業は、派遣会社からの請求額を派遣会社へ支払うわけです。

 

企業→派遣会社→派遣社員 といった感じ。

 

この時派遣会社は、私たちが実際に受け取る時給に、いわゆるマージン、つまり手数料のようなものを上乗せした金額で換算して企業側に請求を出します。

 

派遣会社としても、私たちの時給そのままを請求していたのでは儲けが出ませんから、企業側から支払われた分から上乗せしたマージンを差し引き私たち派遣社員へと支払うことになるわけです。

 

当時の私たちは、そんな仕組みもよくわからず、また総務担当の女性もその細かいことを知らなかったのでしょう。

 

上乗せされた時給を、そのまま私たちが受け取っていると思ったようで、『こんなに支払っているのだからもっと頑張って』というようなことを言われたと記憶しています。

 

その支払額を安易に言ってしまうなど、現代では個人情報保護法も強化され言語道断といった感じですが、当時の私たちもそのキチンとした仕組みや流れを知らなかったので、総額を言われてあまりの数字の大きさによくわからず、ただ悔しい思いをしました。

 

後日誤解は解けましたが、自分なりにお金の流れを学んでおくことも必要だなと感じました。

 

派遣された職場での人間関係を良好に保つためにも、派遣は時給は高い、でも派遣会社と契約し派遣社員に仕事を依頼している企業は、その分、派遣会社に高いお金を支払っているということを、派遣社員は覚えておくべきでしょう。

 

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