派遣先企業に正社員雇用の道が用意されているかの確認を

派遣会社の勤務年数規制を契約社員でクリアし正社員雇用となった例

派遣で慣れた仕事を継続したい…派遣社員側も雇う企業側も同じ考えとなる場合が多々あります。

 

派遣先を考える際で将来は正社員となりたいと考える人は、こちらの「紹介予定派遣はリスクを回避し正社員を目指したい方にお勧め」で説明されている紹介予定派遣を選ぶという方法もありますが、派遣先に正社員となる道が用意されているかを確認しましょう。

 

これは私自身の経験ではなく、私が派遣社員を雇う企業側にいた時のお話になります。

 

ある現場の作業員として、約5名の派遣社員を男女ともに採用していました。

 

 

仕事に慣れた派遣社員に継続して仕事をして欲しい

派遣から契約社員を経て正社員に

派遣から契約社員を
経て正社員に

同じ現場作業を正社員と契約社員も一緒になって行い、作業員同士の仲もよく、毎日同じ時間まで働いていました。

 

ここで出てきた問題が、派遣法による労働期間の定めについて。

 

派遣会社と『無期雇用派遣』の契約を締結していれば無期限で働けるが、そうでない場合『有期雇用派遣』として、同一の業務では3年を最長としなければならないというもの。

 

この、3年目に直面している派遣社員が5名中3名いました。

 

企業側としては、このまま慣れた人たちで業務をこなしていきたい。当の派遣社員ももっと継続的にこの仕事を続けたい。でも、派遣法がその行く手を阻む…

 

そこで提案したのが、『契約社員になること』です。

 

正社員となる前提での契約社員に

当時、企業側にいた私は契約社員という雇用形態でした。

 

正社員に比べると給与や賞与に差は出るが、その分責任ある立場になることはなく、会議などへの参加義務もない。

 

新卒での合格者以外は、まずこの契約社員を経験してから、正社員の試験を受ける資格を与えられるといった状況でした。

 

その契約社員になるための試験を受けないかと、企業側から提案した形になります。

 

そうでなければ、彼らは暫くいなくなってしまう。それどころか、もう戻ってこないかもしれない。

 

慣れ親しみ仕事も順調に進んでいただけに、この時は企業側からお願いをし、派遣社員から所属を企業側に変え、契約社員としての取り決めをさせてもらいました。

 

安定した立場の正社員になる事を選んだ派遣社員

当人達からすると、単純にお給料が減るという感覚だったようですが、それでも不安定な派遣社員のままでいるよりは正社員への道も開ける社員になった方がいいと、5人とも快諾で試験を受けてもらい、見事合格。

 

晴れて、契約社員として同じ立場で働いてもらうことになりました。

 

この派遣法に限らず、自分に関係する法律上の変更点は都度ありうることだと思います。

 

いざという時に困らない為にも、常にアンテナを張り、派遣会社の担当者とも密に話し合いをするなどして、自らの行く末を見定める必要があるのかもしれません。

 

正社員となって安定した立場で働きたいと考える方は、派遣先の企業で正社員雇用を取り入れているかどうか事前に確認をしましょう。

 

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